Phantom4はマイナス何度まで動作するか?深入山空撮

真冬の深入山


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3PM3

毎年、いや毎シーズンと言っていいほどドローンで撮影している深入山(広島県安芸太田町)を、この冬も撮影してきました。

マイナス10度からの離陸

マイナス10度の深入山
マイナス10度の深入山

日時は3度目の強烈寒波が開けて突き抜ける快晴となった2月14日早朝。この日は深入山手前の松原あたりで既にマイナス10度。山頂はそれを大きく下回るかと思われます。Phantom4は本体、プロポ共に最低動作温度は0度という事になっていますが、これまでの経験上マイナス8度までならいける、という事がわかっています。

が、今回はマイナス10以下。このマイナス10度といういのは一つの区切りです。というのも、Phantom4は本体などは0度までですが、なぜかバッテリーはマイナス10度までが動作温度になっているから。これを下回ると最も肝心のバッテリーがへたる可能性があり、これは恐ろしいです。

弊社では一眼カメラでの雪山撮影も行なっていますが、氷点下になると非常に持ちが悪く、古いバッテリーだと90%→5%みたいな殺人的な減り方をする事もあります。Phantom4のバッテリーはそこまで酷使していないのでまだまだ持つはずですが、それでもちょっとしたチャレンジです。

なぜやるのか?

その前に、なぜそんなしょうもないトライをするのでしょうか?理由は簡単で、同業他社が誰もやっていないから。というのもあるのですが、この深入山は広島における初級冬山登山やバックカントリースキー/スノーボードの中心地のようなところだからです。私も近日中にトライする予定なので、事故防止のためにも空中地図を作成し、広く共有できればと思った次第です。

本日もスノーシューとバックパック、ポール持参で、万一の不時着の際は登山で回収できる体制は整えてからのスタート。時間は朝の7時過ぎ。

という事でマイナス10度からの離陸。これに先立ち、バッテリーや本体は十分に温めておく事はいうまでもありません。(関連記事:ドローンは雪でも飛ばせるか?)

山頂周辺は強風・時に乱気流

深入山山頂付近

山頂までは直線距離なので(横移動としては)1kmもありません。縦は500mマックスですが、地表を舐めるように150m以内での飛行で山頂に到達。この時既にバックカントリースキーヤーが麓から登攀を始めています。平日なのに。

スタートから4分程度で山頂到着。と早くも強風で動作もままならず。そんな中Phantom4は常に斜めをむいて自律飛行による現状維持に勤めています。こういうシーンに出会うたびに健気さを感じるのは私だけではないはずです。

そんな流れでさっそくバックカントリーの参考地図にもなるような写真撮影を試みるのですが・・。

真上からだとよくわからず、斜めからだと視界が限られ、いやそれ以前に高さが足りずに全体が俯瞰できないというジレンマに。高度を下げると今度は山肌の影響か電波が弱くなる上、強風は相変わらずであまりチャレンジングな事はせず、無難な撮影に終始し、今回の飛行を終える事になりました。

強風時は電池消耗が早い

深入山山頂付近
雪の割れ目。上空からだと小さく見えるがん実際には巨大な断層。

当たり前ですが強風時は電池の消耗が早いです。その上マイナス10度以下なので持ちは悪いです。とはいえ、当初はそもそも動作するのか? というところからの離陸なので、普通にミッションをこなして帰還、というのは十分な成果です。そんなわけで期待を元来たルートに戻すわけですが・・。

なかなか戻って来ません。どうやら逆風が吹いているようです。それも強烈な。残りのバッテリーが30%を切り、アラームが鳴り始めます。が、この時点でもう400mほどのところに戻っており、平地に近い場所。余裕をかまして風景を撮影していると10%以下に。

・・と、急に緊急着陸をはじめるではありませんか。しかもキャンセルできない。

そして不時着

Phantom4
雪原に不時着したPhantom4

緊急着陸はPhantom4では初めてだったので少し驚きました。前回マイナス8度で飛ばした時は残り5%でも普通に戻ってきたので、これまた意外。ともあれ着陸しながらでも前進や後退などの操作は可能なので、地表におり着くまでに少しでもこちらに戻すよう努力します。

ようやく平地上空まで誘導し、あとは着陸・・・。「着陸地点が不適切。いいの?」みたいな意味のメッセージが出ています。いいも何も強制着陸です。ちなみに下は2m近い積雪です。ともあれ、そのまま緊急着陸に。

何もない平地だったのが救いです。

機体回収へ

無事に着陸した後は300mほどを豪雪をかき分けて回収に向かいます。スノーシューはこういう時のためにあります。

回収に向かう途中、動物の足跡や、1階部分がほぼ埋もれた夏季の施設など興味深い風景が多々あり。早朝雪原の景色も美しく、回収にいく事でいい絵に出会えた幸運に感謝します。

なお、着陸地点はパウダー状態。軽量のPhantom4でもカメラまで埋もれています。ただしパウダーなので払えばすぐに飛んでいくので助かります。

結論として、Phantom4はマイナス(多分)15度くらいまでなら動作するものの、気を使って無理をしない事が重要という、極めてまっとうな結果が得られました。重要なのはスノーシューと雪山重装備。ない人は雪山のドローンは回避した方が安全です。

Atelier Aje

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